旧市街の街角
宿から旧市街へ行く途中に
5,6才の女の子が住んでいた
その子の家の前を通ると
いつも楽しそうに
手を振ってくれる
そして間髪を入れず
「ジャパン、ジャパン」
と連呼する
嬉しいのだけれど
ひとつ重大な過ちを犯している
僕の名前は
残念ながら
ジャパンではない
その子のお姉さんを捕まえて
僕の名前はテツだと教えてもらうと
その子は神妙な顔で肯いていた。
そして
満面の笑みで
「ジャパン、ジャパン」
と手を振ってくれた
5,6才の女の子が住んでいた
その子の家の前を通ると
いつも楽しそうに
手を振ってくれる
そして間髪を入れず
「ジャパン、ジャパン」
と連呼する
嬉しいのだけれど
ひとつ重大な過ちを犯している
僕の名前は
残念ながら
ジャパンではない
その子のお姉さんを捕まえて
僕の名前はテツだと教えてもらうと
その子は神妙な顔で肯いていた。
そして
満面の笑みで
「ジャパン、ジャパン」
と手を振ってくれた
つづく