イチャン・カラで
旧市街の中には
煙草屋が無かった
どうでも良いことかもしれないけど
僕にとっては
死活問題
頼みの綱は
一人の少年だった
何処からともなく
やって来て
煙草を売って歩いている
年は小学高の高学年くらい
ちゃっかりとしたもので
気を抜くと
平気で倍くらいの値で
売りつけようとする
煙草屋が無かった
どうでも良いことかもしれないけど
僕にとっては
死活問題
頼みの綱は
一人の少年だった
何処からともなく
やって来て
煙草を売って歩いている
年は小学高の高学年くらい
ちゃっかりとしたもので
気を抜くと
平気で倍くらいの値で
売りつけようとする
つづく