Vol.108
シリア
 / クラック・デ・シュバリエ

列柱道路
紀元前3世紀につくられたアパメアの
一番の目玉は
約2キロに及ぶ列柱道路だ

それは予想以上に長くて
歩いても
歩いても
なかなか終わりには辿り着けない
歩いているのは僕だけで
この長い遺跡を独り占めしながら
往時を偲ぶ

ようやく辿り着いた列柱道路の終点には
何故か堀っ立て小屋が建っていた
何故かおじさんがいて
何故かお湯を沸かしている

歩ききったご褒美に
紅茶をご馳走になってしまった
つづく
ここまでの行程:
東京→下関→釜山→ソウル→広州→南寧→ハノイ→フエ→ホイアン→ニャチャン→ホーチミン→プノンペン→シェムリアップ→バンコク→ビエンチャン→ノーンカイ→バンコク→北京→西安→敦煌→トルファン→イーニン→アルマティ→タシケント→サマルカンド→ブハラ→ヒヴァ→アシュガバード→マシュハド→テヘラン→イスファハン→ヤズド→ケルマン→バム→バンダル・アッバス→ホルムズ島→シラーズ→アフワズ→ケルマンシャー→ハマダン→テヘラン→ラシュト→マースーレ→タブリーズ→キャンドヴァン→マクー→ドゥバヤズット→ワン→カルス→エルズルム→トラブゾン→デヴリィ→エラズー→ハルプット→ディヤバクル→ マルディン→シャンルウルファ→ハラン→ギョレメ→イスタンブール→エフェス→シリンジェ→クサントス→アンタクヤ→アレッポ→ハマ→アパメア
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